スワップポイント

高金利の通貨の買いポジションを持った場合(=低金利通貨の売りポジション)、スワップポイントを受け取ることができ、逆に高金利の通貨の売りポジションを持った場合(=低金利通貨の買いポジション)、スワップポイントを支払う必要があります。
たとえば、円に対して米ドルの買いポジションを持った場合、証拠金を元に円を借りて、その円を売って米ドルを買うことと経済的に同一の効果を生みます。
この際、円金利が年利1%で、米ドル金利が年利5%だとすると、年利1%の金利を支払い、年利5%の金利を受け取ることになります。
この差(5%-1%)に相当する金額はスワップポイントと呼ばれ、日割りした金額が日々計算され、ポジションを持った投資家に支払われます。
逆に、円に対して米ドルの売りポジションを持った場合、証拠金を元に米ドルを借りて、その米ドルを売って円を買うことと経済的に同一の効果を生みます。
この際、円金利が年利1%で、米ドル金利が年利5%だとすると、年利5%の金利を支払い、年利1%の金利を受け取ることになります。
この差(5%-1%)に相当する金額がスワップポイントであり、日割りした金額が日々計算され、ポジションを持った投資家が支払うことになります。

但し、取引対象の通貨によっては、銀行間外国為替市場における需給や相場観の影響を受け、金利差を反映せずに、スワップポイントの増減や受払いの逆転が生じたり、場合によっては高金利通貨の買いポジションで支払いが生じる可能性があります。

くりっく365では、スワップポイント日数は、インターバンク(銀行間市場)の決済日をベースに東京金融取引所の定めたカレンダーに基づいて決定される為、他の店頭FX取引とは異なる場合もあります。

またくりっく365では、土曜日、日曜日及び銀行休業日等を勘案したスワップポイント日数をくりっく365公式ホームページにて公表しております。

例えば、通常は水曜日取引日に建玉を持ち越して、木曜日取引日を迎えた場合、スワップポイント日数は土曜日と日曜日を含めて3日分となります。
詳細につきましては、リンク先アドレスをご参照ください。

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