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2005年11月取引数量について

2005年12月2日

-ユーロ円3ヵ月金利先物の月間取引数量が2001年2月以来の4ヵ月連続100万枚突破-
-くりっく365の月間取引数量が過去最高を更新-

2005年11月のユーロ円3ヵ月金利先物(以下、ユーロ円金利先物)の取引数量は1,269,136枚(前年同月比204.3%増、前月比0.5%減)、1日平均では63,457枚、円金利スワップ先物の取引数量は1,320枚(前年同月比90.4%減、前月比17.5%減。うち、5年物410枚、 10年物910枚)、1日平均では66枚、ユーロ円3ヵ月金利先物オプションの取引数量は31,104枚(前年同月比1,455%増)、1日平均では 1,555枚となりました。

また、くりっく365の取引数量は613,874枚(前月比98.7%増。うち、米ドル/円301,681枚、ユーロ/円58,778枚、英ポンド/円 59,683枚、豪ドル/円49,229枚、スイスフラン/円16,466枚、カナダドル/円18,093枚、NZドル/円109,944枚)となりました。

ユーロ円金利先物は、月初は株高・債券安を背景に売り地合で始まりましたが、株価が伸び悩むにつれ、値を戻す展開となりました。中旬から下旬にかけては、政府・与党の日銀の量的緩和政策の早期解除をけん制する発言から、解除時期が遠のくとの思惑から買い進まれました。月末にかけては、日経平均株価が5年ぶりに1万5千円台を回復する場面もあるなど、好調な株式市況を背景に、一時的に価格は下落しましたが、日銀副総裁が量的緩和政策解除後の政策運営について慎重な姿勢を示したことから、全般に買いが優勢になり取引を終了しました。

ユーロ円3ヵ月金利先物オプションは、活況を呈し、月間取引数量としては1999年7月以来の水準となりました。

くりっく365は、上旬に起こったフランスの暴動等で欧州通貨が弱含んだものの、米国を中心に利上げ期待が高まっていることから、円は総じて軟調に推移しました。

以上


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総務部総務グループ
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