※規則等による注文手法に含まれない記載もあります。
「くりっく365(取引所為替証拠金取引)」での主な注文手法は、「くりっく株365」(取引所株価指数証拠金取引)と同じ手法になります。但し、取扱会社により、サービスを提供する注文手法が異なる場合もありますので、必ずお取引先の取扱会社(取引参加者)にご確認ください。
今の価格ですぐに売買できる
価格を指定せずに、通貨ペアの取引数量のみを指定して売買する注文発注手法で、すぐに注文を出せて売買も成立しやすいという特徴があります。
注文が取引所に伝達されたとき、その瞬間の価格で売買が成立しますが、ビッドオファーがない場合には直ちにキャンセルされます。
指定価格で売買する
指定した価格に実際にレートが到達した場合のみ注文が成立し、それまでは注文時に指定した有効期限まで待機することになります。
有効期限内に一度も指定した価格に到達しなければ売買は成立せずに失効します。
指定価格になったら発注
「132.00円(図:A箇所)になったら指値注文(トリガー(指値))をあるいは成行注文(トリガー(成行))を出したい」と条件価格を設定して発注する方法です。
トリガー(指値)では「売買したい価格」と「発注の条件となる価格(トリガー価格)の2つを、トリガー(成行)では「発注の条件となる価格(トリガー価格)」を入れて発注します。
「利益確定」と「損切り注文」を同時にセット
指値、トリガー(成行)の二つの注文を同時に行う注文手法です。二つのうちどちらかが約定したら、もう一方の注文は自動的にキャンセルされます。
これは、購入した通貨ペアの価格が高くなったら「利益確定(図:A箇所)」、低くなったら「損切り(図:B箇所)」の注文でよく使われます。
「If注文」が約定したら「Done注文」
IfとDoneの二つの種類の注文を同時に発注し、If注文が約定したら、Doneの注文を自動的に発注する手法です。
ただしIf注文が成立しない限り、Done注文は発注されません。
[買付後売却の例]
「132.00円(図:A箇所)になったら買う」という最初の指値注文と「もし(If)その注文が成立したら148.00円(図:B箇所)で売る」という次の注文が出せます(Done)。
「買い」と「売り」等一対の注文をまとめて1回で行うことができる発注方法です。
If DoneとOCOの組み合わせ
IfDoneとOCOを組み合わせたもの。If注文が約定した後のDone注文を、OCO注文(指値、トリガー(成行)同時に発注)にする注文手法です。
「132.00円(図:A箇所)になったら買う」If注文を出しておき、もしその注文が成立したら「148.00円(図:B箇所)になったら利益確定のために売る」「122.00円(図:C箇所)になったら損切りのために売る」と、OCO注文の形で自動的に発注(Done)することができるのです。
IfDoneではDone注文は1種類しか指定できませんが、IfDoneOCOでは2種類の注文が指定できます。これも、どちらかが成立したら、もう一方は自動的にキャンセルされます。